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噛み合わせが悪くなる原因

2023年8月31日 (木)

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こんにちは。にしだ歯科医院です。

今回は、噛み合わせが悪くなる原因についてお話ししていきます。

 

噛み合わせとは

噛み合わせのことを、歯科の専門用語で「咬合(こうごう)」といいます。咬合とは、下顎を上顎に向かって閉じてくる動作や上下の歯の接触関係のことです。正しい状態の噛み合わせを「正常咬合」、悪い状態の噛み合わせを「不正咬合」といいます。

 

噛み合わせが悪くなる原因

歯並びや噛み合わせが悪くなる原因は、遺伝や生まれつきなどの先天的ものが約3割と、生活習慣や癖による後天的なものの2種類があると言われています。両親から良い歯並びや噛み合わせが遺伝したとしても生活習慣や癖に問題がある場合、不正咬合が生じることも十分に考えられるのです。

 

噛み合わせが悪くなる後天的要因

噛み合わせが悪くなる後天的な要因として、食生活、姿勢、日常的な習癖などが挙げられます。

 

・食生活

柔らかいものばかりを食べていると、顎の骨の成長に影響を及ぼす可能性があります。固い食べ物だけを食べればよいというわけではありませんが、前歯で噛み切る、奥歯ですりつぶす、のように歯や顎をしっかり使ってものを食べる習慣づけをすることが健やかな成長のためにも大切です。

 

・姿勢

頬杖やうつ伏せ寝は、顎や口周りの筋肉、骨を圧迫して歯並びや噛み合わせに影響を及ぼす可能性があります。また、食事の際に前かがみにならないよう、頚椎をまっすぐに立てる姿勢を保つことも大切です。特に、子どもが食事をする際に床や椅子の足置き台に足がついていないと、姿勢が悪くなる傾向にあります。体の大きさに合ったテーブルや椅子を使い、正しい姿勢を保てるようにしましょう。

 

・習癖

日常生活の中で習慣的に行っている癖が、歯並びや噛み合わせに影響を及ぼす可能性があります。例えば、指しゃぶりは出っ歯や開咬になるリスクが高くなります。口が常にぽかんと開いてしまっている口呼吸も、歯並びや噛み合わせに影響します。これは、口呼吸により舌の位置が下がってしまうことから生じます。

 

まとめ

今回は、噛み合わせが悪くなる原因についてご紹介しました。噛み合わせは年齢とともに変化する可能性があり、その原因は姿勢や舌の位置など、生活習慣や癖に影響されることも多くあるため、毎日の生活の中で注意していくことが大切です。当院では矯正治療を進めるにあたっての方針をしっかりとご納得いただいた上で治療を開始できるようお話を伺いますので、矯正治療にご興味のある方はご相談ください。

 

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