口呼吸や舌の位置が姿勢に与える影響
こんにちは。にしだ歯科医院です。
今回は、口呼吸や舌の位置が姿勢に与える影響についてお話ししていきます。
呼吸と姿勢は直接関係がないように思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は相互に関わりがあると言われています。
呼吸と姿勢の相互関係
以前のブログでもご紹介したように、猫背の姿勢によって口呼吸が常態化してしまうことがあります。また、舌が正しい場所に位置していないと、気道が狭まって呼吸がしにくくなります。気道を確保しようとして頭が前に出て、顎を前に突き出すような前かがみの姿勢になることから、所謂猫背のような「悪い姿勢」をとるようになるのです。これらの相互作用によって、姿勢や呼吸の状態はどんどん悪化してしまいます。
呼吸と姿勢を改善するには
これを改善するには、舌を本来あるべき正しい位置に戻し、呼吸しやすい環境を整えることがまず大切です。呼吸がしやすくなれば、姿勢も改善しやすくなります。口呼吸を鼻呼吸に改善していく簡単な口の体操として、「あいうべ体操」というものがあります。この体操については、次回以降のブログで詳しくご紹介します。
当院で「シセイカルテ」を作ってみませんか?
当院では、AIによる姿勢分析システム「シセイカルテ」を導入しております。複数の写真を撮影するだけでAIが自動で姿勢の歪みを分析し、その結果はスマートフォンで見ることもできます。ご自身の姿勢が客観的に数字で表されるため、どこがどう歪んでいるのかを知ることができ、日々の姿勢の改善にも役立つでしょう。
まとめ
このように、口呼吸や舌の位置は姿勢に悪影響を与えます。自分ではなかなか気づくことができない「姿勢」の状態を、「シセイカルテ」で客観的にチェックしてみましょう。
「シセイカルテ」を用いた姿勢チェックや、矯正治療にご興味のある方は、お気軽にご相談ください。
2023年12月21日 (木)
カテゴリー : 姿勢