口呼吸の改善に あいうべ体操
こんにちは。にしだ歯科医院です。
今回は、口呼吸を改善して鼻呼吸を促す「あいうべ体操」についてお話ししていきます。
呼吸と姿勢を改善するには、舌を本来あるべき正しい位置に戻し、呼吸しやすい環境を整えることが大切です。呼吸がしやすくなれば、姿勢も改善しやすくなります。口呼吸を鼻呼吸に改善していく簡単な口の体操として、「あいうべ体操」というものがあります。
あいうべ体操の方法
あいうべ体操には、特別な道具などは必要ありません。いつでもどこでも行うことができるので、毎日の生活の中でぜひ取り入れてみてください。あいうべ体操は、次の4つの動作を順番に繰り返します。
- 「あー」と口を大きく開く
- 「いー」と口を大きく横に広げる
- 「うー」と唇を強く前に突き出す
- 「べー」と舌を伸ばして前に突き出す
このとき、声は出しても出さなくてもどちらでも構いません。①~④を1セットとして、食後に10回、1日30セットを目安にして行いましょう。
あいうべ体操で期待できる効果
この体操を地道に続けることで、舌や口周りの筋肉が鍛えられて、自然に唇を閉じることができるようになります。唇を閉じることができれば、口呼吸が改善されて鼻呼吸ができるようになることが期待できます。口呼吸を改善することで、姿勢や歯並びの悪化を防ぐほか、様々な病気の予防にも繋がります。
当院で「シセイカルテ」を作ってみませんか?
当院では、AIによる姿勢分析システム「シセイカルテ」を導入しております。複数の写真を撮影するだけでAIが自動で姿勢の歪みを分析し、その結果はスマートフォンで見ることもできます。ご自身の姿勢が客観的に数字で表されるため、どこがどう歪んでいるのかを知ることができ、日々の姿勢の改善にも役立つでしょう。
まとめ
今回は、毎日の生活に気軽に取り入れられる「あいうべ体操」についてご紹介しました。口呼吸を改善して鼻呼吸ができるようにするとともに、「姿勢」の状態は「シセイカルテ」で客観的にチェックしてみましょう。
「シセイカルテ」を用いた姿勢チェックや、矯正治療にご興味のある方は、お気軽にご相談ください。
2024年1月25日 (木)
カテゴリー : 口呼吸と鼻呼吸