虫歯治療や歯が欠けたり抜けてしまったりした後の治療には、かぶせ物(クラウン)やつめ物(インレー)などの方法があり、これを補綴(ほてつ)治療といいます。このページでは様々な素材の紹介をしながら、患者様に合った治療の選択をしていただくための情報を記載しています。
虫歯について
一口に歯が痛い、しみるといっても、虫歯の程度や状況に応じて、複数の原因が考えられます。まずはご来院いただき、歯の状態を確認させていただきます。虫歯の段階に応じて痛みの程度は変わります。
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ずきずきするような痛みは虫歯が進行している可能性が高く、早急な治療が必要です。
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ものを噛んだ時に痛い場合は、歯の神経が死んでしまっている可能性があります。根管治療が必要となります。根管治療後は被せ物を選択しますが、メタルフリー治療の考え方に基づき、見た目や健康面でも優れているものを推奨しています。
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冷たいものを食べたり飲んだりしたときにしみるという感覚はよくあります。冷たいものだけがしみる虫歯の場合は比較的簡単な治療で治ります。ただ、放置は危険ですのでご来院ください。
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歯茎が痛い場合は、歯周病の可能性が考えられますので、歯周病検査を受けられることを推奨いたします。歯周病に関しては、こちらをご覧ください。
かぶせ物・つめ物の見た目について
銀歯が入っていることで、笑顔に自信が持てない方もいらっしゃることと思います。笑った時に銀歯が見えると、それだけで笑顔が台無しになることもあります。にしだ歯科医院では、今お口の中にある銀歯を、白い素材であるジルコニアセラミックスやTUMといったかぶせ物・つめ物にかえる治療も行っております。自然な白さを手に入れることができ、笑顔に自信をもつことはもちろん、健康面にも大変優れています。是非この機会に、当院こだわりのジルコニアセラミックやTUMをご検討ください。
歯が欠けた・つめ物がとれた方
歯が欠けた場合は痛くなくても放置しないでください。欠けた歯やその周りの歯に悪影響を及ぼしたり、欠けた歯が痛んだりすることがあります。
また、詰め物が取れることにも理由があります。銀歯の場合、詰め物と歯の間に、目で見ることはできないわずかなすき間があります。ここから少しずつ接着がはがれていくのです。にしだ歯科医院では詰め物が取れた方には、それを再度接着するのではなく、新しく詰め物を作ることをお勧めしております。
銀歯は身体に悪い!?
突然ですが、皆様のお口の中には銀歯が入っていませんか?日本の保険診療では、補綴治療で銀歯を使います。でも、実はこの銀歯、身体に悪い影響を与えることが最近の研究でわかってきました。
銀歯の悪影響について
少し専門的なお話をします。
まず、銀歯は虫歯の再発リスクが非常に高いです。銀の表面を顕微鏡で拡大して見てみると、ざらざらしており、汚れが溜まりやすいことが分かります。デコボコのアスファルトにゴミが溜まりやすいイメージですね。銀歯を入れて数年経つと、その下にさらに虫歯(二次虫歯)ができていて、また治療をしなければならなくなったというケースはたくさんあります。
例えば、銀の時計をして温泉に入ると黒くなってしまうなど、銀という素材は、硫化して黒くなる性質があります。口の中には、硫化水素を産生する歯周病菌もいるため、そのガスにより硫化して歯を黒くし、更に広がるむし歯の温床となってしまいます。また、銀は唾液にさらされると溶け出し、金属アレルギーを引き起こすリスクがあります。歯肉に刺激を与え、炎症を引き起こす可能性があり、金属周囲の歯茎が腫れたり、出血したりしてしまいます。原因不明の湿疹やかゆみは、もしかしたらお口の中の銀歯が原因かもしれません。
さらに銀は、体内の様々な場所にたまっていき、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)という、口以外の部位での病気の一因ともなり得ます。
保険治療の限界
銀歯は見た目も良くありません。お口の中ではかなり目立つため、笑顔に自信が持てないという方もおられます。銀という素材の性質上、時間の経過とともに変色してしまったり、少しずつ傷んでしまったりします。数年後の虫歯の再発リスクも高いのです。
これらは仕方のないことでもあります。なぜなら、保険診療の銀歯は安価であり、虫歯によって損なわれた歯の機能を補う治療として、最低限の内容をカバーしたものだからです。ただ、長期的な健康を考えた時には、決してお勧めすることはできません。これは多くの研究で証明されてきたことです。
メタルフリー治療について
こうした現状を鑑み、当院では健康面にとって優れたメタルフリー素材、ジルコニアセラミックやTUMを使用した治療を提供しています。
自費治療では、あらゆる面で格段に優れた材料や高度な先進医療を選択することができます。また、治療回数などを総合的に勘案すれば、保険よりも費用対効果が優れている場合も多くあります。患者様の生活の質(QOL)を高めることが当院の医療の目的です。
メタルフリー素材の特徴
- 表面が滑らかなので汚れがつきにくいです。歯磨きもしやすいため、虫歯の再発リスクも下がります。銀歯に比べて圧倒的にプラークがつきづらいという特徴もあります。
- 完成までの型取りに使う道具、型取りの材料が保険診療とは異なり、精密なものが完成します。すき間が無くなり、咬み合わせも良いです。
- メタルフリー素材は天然の歯に近い白さを表現できます。お口の中で目立つこともありません。時間の経過とともに変色することもありません!ずっと白いままです。
にしだ歯科医院お勧めの補綴治療
ジルコニアセラミックの特徴
- キレイな透明感があります
- 金属不使用で歯茎が黒くなりません
- 強度は金属と同等なので丈夫で長持ちです
- 変色・においの心配がありません
- 適合が良く、歯磨きもしやすいため、むし歯・歯周病のリスクが低下します
TUM(タム)の特徴
- TUMは新素材で自然に近い白さを表現できます
- 金属不使用で歯茎が黒くなりません
- 金属ほど固くありませんが、丈夫な素材です。強い力が加わる奥歯の補綴治療に最適です
- 変色・においの心配がありません
- 適合が良く、歯磨きもしやすいため、むし歯・歯周病のリスクが低下します
メタルフリー治療へのこだわり
上記でご紹介したジルコニアセラミックやTUMは、金属を使っていないため金属アレルギーを引き起こしません。その他、銀歯に由来する疾患を引き起こすリスクがありません。もちろん見た目も自然で、笑顔にも自信が持てます。
インレー | 34,500円~ | クラウン | 49,500円~ |
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メタルフリー治療は自由診療となるため、医院によって売価を決めることができます。全く同じ素材でも、10万円、15万円で提供している医院もあります。全国相場は12万円程度です。当院は、歯のつめ物、かぶせ物を、ジルコニア専門に作るメーカーと提携しているため、より安価に提供できる体制をとっており、一人でも多くの患者様にメタルフリー治療を提供したいという想いから、この価格を実現しております。
にしだ歯科医院こだわりのメタルフリー治療を是非ご検討ください。
ブリッジ治療
ブリッジ治療は、入れ歯やインプラントとならぶ、欠損治療のひとつです。ブリッジのメリットは保険適用外の素材を使うと天然歯に近い審美性を持たせることができること、触感や味覚に違和感が出にくいこと、健康な歯の神経を残せる状態であれば治療にかかる期間が短いことなどです。
一方、義歯を取り付けるためには、失った歯の両隣の歯を削る必要があり、支える歯に負担がかかってしまいます。またブリッジ付近のブラッシングも難しく、虫歯になりやすいという欠点もあります。ブリッジ治療はメタルフリーで行えますが、慎重に検討することが必要です。カウンセリングを行って適性を判断いたします。
ホワイトニング
歯が黄ばんでいたり、茶色に変色していたりして気になる方もおられると思います。
薬物や損傷、遺伝、老化の影響、嗜好品などの飲食物による汚れなど、原因は様々です。ご家庭での歯磨きだけでは着色を落とせないケースが多いです。歯科医院で専門のホワイトニングを行うことで白く美しい歯を取り戻すことができます。
ホワイトニングとは、着色や変色してしまった歯の表面を専用ジェルによって白くするシステムで、歯を削ることなくご家庭で安全にお手入れができます。にしだ歯科医院では、医院で簡単にできるオフィスホワイトニングと、ご自宅で自分のペースでできるホームホワイトニングを組み合わせて実施しております。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングでは、専用ジェルに特殊な光をあてることでホワイトニング効果を発揮します。通常、初回、1週間後、2週間後(ホワイトニング終了時)の計3回ご来院頂き、1時間程度のホワイトニング施術を行います。
専用ジェルは歯に存在する有機成分を分解・漂白するため、歯の構造や歯質を変えることなく歯を白くする方法で、身体に優しいホワイトニングです。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングではマウスピースを作成し、ジェルを塗布することで少しずつ歯を白くしていきます。歯科医師の指導のもと、自宅で行うホワイトニングです。多くの場合、2週間程度で効果が現れ、歯の神経にダメージを与えない方法です。効果も長続きするという特徴があります。手軽な歯のホワイトニングでイメージチェンジ!白い歯生活始めませんか?